【デザインリサーチ】ASOBIYUKU 京都るり渓温泉>
- 7月22日
- 読了時間: 2分
更新日:8月5日
— 「「遊ぶ」だけではない。また来たいという体験デザイン—
旅行先を選ぶとき、多くの人は「何ができるか」を調べる。
でも、本当に満足度の高い施設は、「何をするか」を考えなくても自然と楽しめる。
今回訪れた京都・南丹市のASOBIYUKU 京都るり渓温泉は、まさにそんな場所だった。



ー到着した瞬間から始まる体験ー
駐車場に車を止め、施設へ向かう。
まず感じたのは、その場所の空気。
山々に囲まれた自然。
澄んだ空気。
広々とした敷地。
目的地へ向かう時間さえ、日常から非日常へ気持ちを切り替える演出になっている。


ー歩くだけで発見が続くー
温泉だけではない。
ランタンテラスやライブラリー、キッズエリア、ゲームコーナー、休憩スペース、屋外アクティビティなど。
一つの建物ではなく、小さな楽しみが点在する"村"のような構成になっている。
歩くたびに次の楽しみが現れ、「次は何だろう」という期待が途切れない。




ー遊びは子どものためではないー
館内には遊べるコンテンツが数多く用意されている。
親が子どもを見守る施設ではなく、親も夢中になれる施設。
ここでは家族全員が同じ目線で楽しめる。





ー夜になると空間が変わるー
日が暮れると施設全体の雰囲気が一変する。
照明は柔らかくなり、ランタンの灯りが空間を包む。
昼間はアクティブだった場所が、夜にはゆっくり過ごす場所へ変わる。
時間によって価値を変えるデザイン。
同じ施設なのに、昼と夜でまったく違う表情を見せる。
ー楽しむ夕食も体験のひとつー
夕食は屋外でバーベキュー。
食材が並び、自分たちで焼きながら食べる。
レストランのように料理が運ばれてくる食事とは違い、「一緒につくる時間」が生まれる。



料理そのものだけではなく、食事の時間そのものがイベントになっている。
ー翌朝の朝食も、旅の一部ー
地元食材を取り入れた料理。
ゆっくり流れる時間。
帰る直前まで「満足感」が続く。


— デザイン視点で感じたこと—
今回の体験で最も印象に残ったのは、
「遊びを増やす」のではなく、「家族のストレスを減らす」ことをデザインしている施設だという点。
デザインとは、形や色を整えることだけではない。
人の気持ちや行動まで設計できたとき、本当に価値のある体験が生まれる。
ASOBIYUKU 京都るり渓温泉は、そのことを改めて教えてくれた場所だった。
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