旅とリサーチ、ラ コリーナ近江八幡と海洋堂ミュージアムへ>
- marbledrop

- 2025年11月25日
- 読了時間: 2分
― 自然と建築が共存する場所、ラ コリーナ近江八幡へ ―
滋賀県・近江八幡にある「ラ コリーナ」。
ここは、たねやグループが手がける“自然を守り育てる”という思想に基づいた施設。

秋晴れの空と紅葉が映える季節に訪れると、建築そのものが風景の一部になっていた。

屋根一面を草で覆ったメインショップ。
曲線を描く建物のラインに、周囲の山々が溶け込み、風景と建物の境界が曖昧になる。

敷地内に続く畑や丘が大きな庭のように広がり、人の手と自然が調和するデザイン。

人の動きや香りまで含めて居心地感が設計されているように感じた。
ー名物のバウムクーヘンを味わうー
ラ コリーナといえば、バウムクーヘン。

カフェでは焼きたてバウムが提供され、
外側のパリッとした砂糖がアクセントとなった「食べるデザイン」。


施設内を歩くと、巨大な柱・バームクーヘンを模した幾何学的な店内。
どこも、素材の魅せ方や見せたいストーリーが意識された空間デザイン。
屋外ではレトロな車両やディスプレイが置かれ遊び心が加わる場所だった。


ー海洋堂ミュージアムへー
後半は、世界的フィギュアメーカー「海洋堂」のミュージアムへ足を運ぶ。

入り口には巨大なキャラクターフィギュア。

館内には、戦士・動物・ロボットなど多彩な造形物が並び、圧巻の立体表現に包まれる。

海洋堂フィギュアは、ポーズのつけ方、影の落ち方、素材の質感、衣装のシワ、台座のデザイン。
どれもデザイナーのこだわりが詰まった情報量の塊。
展示エリアでは、膨大な数のミニチュアが並び、
「これほど多様なキャラクター世界を造形し続けてきた会社」だという事実に驚かされる。
造形の密度、配置の美しさ、ディテールの時間をかけた作り込みは
平面デザインの感性にも影響を与えるくれる。

ラ コリーナ近江八幡での自然と建築の調和や海洋堂ミュージアムでの三次元の創造力。
自然がつくる色と形。人がつくる造形と物語。
どちらも「ものづくりの本質」に触れさせてくれる場所だった。
その両方に触れた一泊二日は、デザインの視点を広げる濃密なリサーチ旅になった。
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